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エルステッドと台汽電、変電所整備でターンキー契約


ニュース 公益 作成日:2018年11月7日_記事番号:T00080255

エルステッドと台汽電、変電所整備でターンキー契約

 洋上風力発電(オフショア風力発電)大手のデンマーク企業、エルステッドは6日、彰化県沖に建設する洋上風力発電所「大彰化東南」と「大彰化西南」(計900MW=メガワット)の2基の陸上変電所を、台湾汽電共生(台湾コージェネレーション)の子会社、星能(スター・エナジー)が整備することで台湾コージェネレーションとターンキー契約を結んだ。契約額は70億台湾元(約260億円)以上で、来年第2四半期に着工、就業機会800~1,000件の創出が期待される。7日付工商時報が報じた。

/date/2018/11/07/15orsted_2.jpg両社の契約はサプライヤーに数十億元の商機をもたらすとみられる(エルステッドリリースより)

 エルステッド・アジア太平洋局長兼エルステッド台湾董事長のマティアス・バウゼンバイン氏は、陸上変電所の用地を既に彰化浜海工業区(彰浜工業区)内の内崙尾地区で借りており、スター・エナジーを通して台湾サプライヤーから優先的に部品を調達することで台湾業界の発展に貢献すると説明した。

 スター・エナジーの蔡進発董事長は、エルステッドはQHSE(品質、健康、安全、環境)への取り組みを重視しており、今後、サプライヤーのQHSE施工管理レベルを向上させ、台湾業界の工事の質と環境・安全衛生管理を欧州の水準に近づけたいと語った。