ニュース 社会 作成日:2018年11月7日_記事番号:T00080261
台中市の再開発事業で撤去に抵抗してきた幼稚園の園長が市長の乗用車に自転車で突っ込み、病院に搬送された。捜査当局は抗議目的で故意に突っ込んだものとみて調べている。7日付蘋果日報が伝えた。
黎明幼児園の撤去問題では、林園長が行方不明になった後の今月3日、市民団体が関心を呼び掛ける記者会見を行っていた(中央社)
6日午前8時33分ごろ、台中市北区進徳北路の交差点で、市内の幼稚園「黎明幼児園」の園長、林金連さん(62)がレンタサイクルで林佳龍台中市長が乗った乗用車に突っ込み転倒。意識不明となり、病院に搬送された。林さんは自力で呼吸できない状態だったが、同日午後には呼吸を回復、夜には徐々に意識を取り戻した。
林さんは、黎明幼児園が、市の再開発事業で撤去されることに反対し、訴訟を展開してきたが、今年9月11日に台湾高等法院台中分院での差し戻し審で敗訴した後の今月1日から行方不明になっていた。
警察が監視カメラの映像を調べたところ、林さんは道端で市長の乗用車が現れるのを待ち、故意に市長の乗用車に突っ込んだとみられるという。
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