ニュース 電子 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080273
電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)は7日、液晶ディスプレイメーカーの衆福科技(データイメージ)の株式33.1%を3億800万台湾元(約11億4,000万円)で取得することを董事会で決定した。11月中の手続き完了を予定する。データイメージの董事議席の過半を獲得する。8日付工商時報が報じた。
陳董事長は、両社への出資で、既存事業の最適化を図ると述べた(7日=中央社)
Qisdaの陳其宏董事長は、データイメージは船舶用光電モジュールの台湾最大手で、共同で船舶用ディスプレイ市場を開拓し、世界2位のディスプレイ受託生産事業を拡大すると説明した。
Qisdaは同日、中国の光学レンズメーカー、江蘇宇廸光学の株式11%を4,000万人民元(約6億5,000万円)で取得することも決定した。AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を統合したAIoT対応の自動車や、8K監視カメラなどの重要部品である光学レンズの分野を強化する。
Qisdaは近年、新事業を強化するため、戦略的出資や合併・買収(M&A)に毎年40億~50億元を投じている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722