ニュース 電子 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080274
アップルが今年のスマートフォン新機種「iPhone XS(テン・エス)」「iPhone XS Max(テン・エス・マックス)」「iPhone XR(テン・アール)」の台湾受託メーカーへの発注を10%削減したとの情報が中国メディアで伝えられたことに対し、金属筐体(きょうたい)最大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は7日の業績説明会で「受注に変化は出ていない」と発言した。8日付経済日報などが報じた。
洪董事長は、今後の市場の変化によっては同社に影響が出かねず、注意を払っていくと述べた。
一方、野村証券の李佳伶アナリストは、iPhone XRの第4四半期の発注削減幅は20~30%に達すると予測。サプライヤーは既に10月に大量に出荷しており、11月から来年1月にかけての出荷は40~50%減少する可能性があるとした。
洪董事長はまた、今年参入したウエアラブル(装着型)製品分野は、今後▽携帯電話▽ノートパソコン▽タブレット端末──に次ぐ、第4分野として成長が見込めるとの展望を語った。ウエアラブル市場に現時点で理想的な製品は少ないものの、来年には機能面と価格面で消費者を引きつける製品が多く登場するとの見方を示した。
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