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ネットワーク機器メーカー、Uターン投資相次ぐ


ニュース 電子 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080278

ネットワーク機器メーカー、Uターン投資相次ぐ

 中国に進出した台湾のネットワーク機器メーカーが、台湾で工場用地、工場棟を相次いで取得している。米国が来年1月に中国からの一部輸入品に対する関税を25%へ引き上げる可能性を見越しての動きだ。8日付自由時報が報じた。

 仲琦科技(ハイトロン・テクノロジーズ)は新竹科学工業園区(竹科)銅鑼科学園区(苗栗県銅鑼郷)の用地を取得しており、最大15億台湾元(約55億6,000万円)を投じて工場を建設する計画だ。

 啓碁科技(ウィストロンNeWeb、WNC)は、太陽電池最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)が台南市安定区に保有する工場と設備を、最大9億8,000万元で取得することを董事会で決定した。

 智邦科技(アクトン・テクノロジー)は、台湾で生産ライン5本を借り受ける計画を既に立てている。

 譁裕実業は新竹工業区(新竹県湖口郷)の1,000坪の用地入札に参加した。同社は、入札は9日に締め切られ、来年1月中旬に落札者が決定すると説明。取得できれば大型基地局用機器とモジュールを生産する工場を建設すると表明した。