ニュース 電子 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080279
宏碁(エイサー)が7日発表した第3四半期純利益は9億1,000万台湾元(約33億8,000万円)で、前期比3.5%増加したが、前年同期比では37%減少した。新興国の通貨下落で為替差損2億4,000万元を計上したためだ。8日付経済日報が報じた。
連結売上高は前期比11.7%増の653億3,000万元。営業利益は11億7,000万元で、前期比25%増、前年同期比25%増となり、同期として過去8年で最高を記録した。
証券会社は、エイサーの第3四半期利益は予想通りだったと説明。ただ、インテルのCPU(中央演算処理装置)の供給不足が深刻な他、米中貿易戦争の影響で今後の業績に陰りが出る恐れがあると指摘した。
共同営運長を新設
エイサーは同日、「共同営運長」の役職を新設し、8日付で高樹国・IT(情報技術)製品事業総経理と、黄資婷・世界ブランドマーケティング・戦略企画センター総経理が同職に昇任する人事を董事会で決定した。
エイサーは、共同営運長は陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長兼執行長直属の役職で、高氏は全ての製品に関する事業の監督、黄氏は同センターと世界IT技術本部の管理を担うと説明した。
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