ニュース 運輸 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080287
18人死亡の脱線事故を起こした台湾鉄路(台鉄)の特急列車、プユマ(普悠瑪)号のブレーキに圧縮空気を送るエアコンプレッサーが故障していた問題で、台鉄は、日本車両製造が3回にわたって修理を試みたが依然解決できていないと認め、同社に早期改善を要求していると明らかにした。8日付聯合報が報じた。
飛航安全調査委員会(飛安会)の楊宏智主任委員は7日、航空だけでなく、道路、鉄道、海上事故も調査する運輸安全調査委員会を来年にも設立する計画だと明かした(7日=中央社)
プユマ号脱線事故の発生後、台鉄の運転士の多くがエアコンプレッサーの故障は常態化していたと証言しており、事故車両のみの問題でなかったとの疑惑が生じている。
第2野党・時代力量の黄国昌立法委員は7日、プユマ号のエアコンプレッサーはフィルターを3年に1度交換する必要があると日本車両製造が定めているが、台鉄の車両メンテナンス記録によると、2013年以降はオイル交換しか行われていないと指摘した。
台鉄は、除湿フィルターは6年に1度交換すればよいため、来年1月まで交換する必要がなかったと説明。昨年、日本車両製造から除湿フィルターの交換頻度を3年に1度に変更した操作マニュアルの修正版が送られてきたが、修正版には不合理な点が多く、同社と協議を行っていると強調した。
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