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風力発電ブレードの天力、台中港に工場


ニュース 公益 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080288

風力発電ブレードの天力、台中港に工場

 風力発電機用ブレードメーカーの天力離岸風電科技は、台中港工業専業区(II)の21ヘクタールの用地に30億台湾元(約111億円)を投資し、2期に分けて工場を設置する。うち第1期の起工式が7日現地で行われた。来年11月の完成を見込む。8日付工商時報が伝えた。

 第1期工場では2020年から出力9.5メガワット(MW)の風力発電設備に必要な、長さ80メートル以上の炭素繊維ブレードを生産する。年間生産額は100億元に達し、洋上風力発電用の炭素繊維ブレード工場としてはアジア最大規模となる見通しだ。

 天力を含む業界14社は「オフショア風力発電ブレード産業聯盟」を結成し、台湾を風力発電用ブレード産業の拠点とすることを目指している。天力は三菱重工業系のMHIヴェスタスオフショアウィンド(MVOW)と提携関係にある。製品は日本や東南アジアにも輸出している。