ニュース 公益 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080289
台湾中油(CPC)、台湾電力(台電、TPC)で構成するコンソーシアムは7日、宜蘭県での地熱発電を視野に「仁沢3号地熱探査井」の掘削を開始した。8日付工商時報が伝えた。
仁沢3号地熱探査井。同地では35年前にも探査井が掘削されたが、当時は経済規模を実現できる発電技術が伴っていなかった(7日=中央社)
計画では2021年6月までに3期にわたり、探査井を6本掘削。1億3,000万台湾元(約4億8,000万円)を投資し、22年に地熱発電を開始する計画だ。出力は少なくとも8MWe(メガワットエレクトリカル)が見込まれる。
CPCとTPCは今年3月、宜蘭県の仁沢・土場地区での地熱資源探査と発電所開発で提携した。経済部能源局(エネルギー局)の林全能局長は「台湾の豊富な地熱資源は順調に開発が進んでいる。能源局は地熱探査に補助を行っている。CPCとTPCの計画が成功すれば、地元に電力を優先供給することになる」と述べた。
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