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広達がLG電子に勝訴、特許使用料訴訟で


ニュース 電子 作成日:2008年6月10日_記事番号:T00008029

広達がLG電子に勝訴、特許使用料訴訟で

 
 米インテルが韓国LG電子の特許を使用してマイクロプロセッサーを生産し、これを購入した広達電脳(クアンタ・コンピュータ)に対しLG電子が特許使用料の支払いを求めた訴訟で、米連邦最高裁は9日、原告の主張を認めた連邦控訴裁の判決を破棄し、LG電子の請求権を認めない判決を下した。10日付経済日報が伝えた。

 インテルはLG電子から使用権を獲得したメモリー関連の特許を使用したマイクロプロセッサーをパソコンメーカーに供給している。LG電子はインテルから問題のマイクロプロセッサーを購入した広達電脳などにも特許使用料数十億米ドルの支払いを要求。これに対し、広達電脳など台湾企業は、LGがインテルに使用権を認めた技術によって生産されたマイクロプロセッサーを購入したにすぎず、特許使用料を支払う必要はないと主張していた。

 判決はLG電子が広達電脳などインテルの顧客に特許使用料を請求する行為は「重複請求」に当たると判断し、原告の訴えを退けた。