ニュース その他分野 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080290
財政部統計処が7日発表した10月の輸出総額は295億7,000万米ドルで、前月比0.2%減少したものの、前年同月比では7.3%増加し、過去3番目に高い水準だった。世界経済の安定成長、国際原油価格の高騰、需要期入りが要因だ。8日付工商時報などが報じた。
製品別では、半導体など電子部品の10月輸出額は101億1,200万米ドルで、前年同月比1%増にとどまった。昨年同月の数値が高かったためだ。
情報通信技術(ICT)・オーディオ製品は31億7,800万米ドルで、前年同月比8.5%増加した。統計処の蔡美娜処長は、法人用パソコンの買い替えが進み、部品需要が増えたと指摘した。
鉱産物は13億2,400万米ドルで前年同月比52.3%増、化学品は20億3,900万米ドルで24.4%増と、大幅に成長した。その他、▽ベースメタルおよび製品、26億8,700万米ドル(前年同月比14.2%増)▽プラスチック・ゴム製品、21億8,400万米ドル(11.5%増)▽機械、22億7,500万米ドル(2.7%増)──が成長した。一方、液晶パネルなど光学器材は10億4,900万米ドルで、0.6%減少した。
ASEAN向け、4カ月ぶり成長
輸出先別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが51億6,400万米ドルで、前年同月比4.3%増と、4カ月ぶりに成長した。シンガポール向けの鉱産物の輸出が2.4倍に増加した。
その他の主要輸出先も▽中国(香港含む)、125億7,300万米ドル(前年同月比5.5%増)▽米国、33億9,400万米ドル(10.4%増)▽日本、20億3,000万米ドル(18%増)▽欧州、26億3,200万米ドル(8.5%増)──と、軒並み増加した。
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