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桃園市長選、現職・鄭候補のリード縮小【表】


ニュース 政治 作成日:2018年11月8日_記事番号:T00080291

桃園市長選、現職・鄭候補のリード縮小【表】

 蘋果日報が実施した桃園市長選挙の世論調査によると、民進党の現職、鄭文燦候補(51)の支持率は36.9%で、前回9月の調査から5.4ポイント下落。一方で、国民党の陳学聖候補(61)は26.8%と、8.3ポイント上昇し、鄭候補のリードは10.1ポイントへと、前回の23.8ポイントから大幅に縮小した。同紙が8日報じた。

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 今回の統一地方選挙では、高雄市で旋風を巻き起こしている韓国瑜候補(61)の勢いが他市に波及して、国民党候補の支持率を上昇させている。陳候補の人気上昇もこの流れに沿ったものとみられる。一方、陳候補陣営の魏佑任スポークスパーソンは鄭候補の支持率下落の理由について、台湾中油(CPC)第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地が観塘工業区で着工することが決まったことに対する市民の不満を挙げた。

/date/2018/11/08/17taoyuan_2.jpg鄭候補(前右)は、市政に全力で取り組む姿勢が市民から評価されており、再選に自信を示している(中央社)

 一方、「誰が当選しそうか」を尋ねた設問では、鄭候補当選が62.9%と、陳候補の9.6%を依然大幅にリードしている。