ニュース 電子 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080301
ネットワーク機器メーカーの啓碁科技(ウィストロンNeWeb、WNC)の謝宏波董事長は8日、米中貿易戦争への対応策として南部科学工業園区(南科)とベトナムで建設中の新工場が、来年第2四半期に稼働を開始する見込みだと明らかにした。9日付工商時報が報じた。
啓碁は両工場の建設により、今年第4四半期から来年にかけての設備投資額が20億台湾元(約74億円)に達する見通しだ。
謝董事長は、同社の売上高のうち北米・中南米の顧客向けが占める割合は2016年の51%から今年第1~3四半期には53%に上昇したと指摘。ただ、米国顧客からの受注のうち出荷先が米国の割合は約70%だと説明した。
謝董事長はさらに、受注見通しは明るく、米中貿易戦争の影響を除けば来年の業績は2桁成長が期待できるとの見通しを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722