ニュース 電子 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080302
サムスン電子が8日、折り畳み式(フォルダブル)有機EL(OLED)ディスプレイを搭載したスマートフォンの試作機を発表したことを受け、今後はスマホ各社による折り畳み式製品の発売が相次ぐと予想されており、折り畳み式有機ELディスプレイに対応する銀ナノワイヤ(SNW)方式タッチ技術の開発を進める宸鴻集団(TPKホールディング)をはじめ、台湾の関連サプライヤーが恩恵を受ける見通しだ。9日付経済日報が報じた。
サムスン上級副社長のジャスティン・デニソン氏が、試作機を折り畳んでみせた(同社リリースより)
サムスンは来年初めにも折り畳み式スマホを発売すると予想されている。市場では、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)と韓国のLGエレクトロニクスも折り畳み式スマホを発売するとの観測が浮上しており、来年は第5世代移動通信(5G)対応スマホだけでなく、折り畳み式スマホも目玉となる見通しだ。
台湾のサプライヤーでは、明基材料(BenQマテリアルズ)が年内に折り畳み式パネル用偏光板の出荷を開始する。また、誠美材料科技(CMMT、旧奇美材料)は工業技術研究院(工研院、ITRI)と共同で薄型有機ELパネル用円偏光板を開発している。
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