ニュース 電子 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080303
通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)は8日、フィンランドの通信設備大手、ノキアが第5世代移動通信システム(5G)の標準仕様「5G NR」に準拠して設計した基地局を採用し、実験室内で携帯電話端末の相互接続性テストを実施した結果、1.6ギガビット毎秒(Gbps)の通信速度を実現したと発表。これは第4世代移動通信システム(4G)の4~5倍に当たる速度で、台湾大哥大は「台湾の5G発展における重要なマイルストーンとなる」と強調した。9日付経済日報が報じた。
台湾大哥大は、1.6Gbpsの通信速度について、ライブ配信の際のアップロードや、アクセス数に影響を受けず映像を観賞することが可能になると説明。今後、4K、8K、バーチャルリアリティー(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)といったサービスが普及した際、高品質なユーザー体験を提供できると説明した。
また同社はこの日、NTTドコモが今月1日に立ち上げを発表した、アジア地域におけるグローバルなモノのインターネット(IoT)の取り組みを拡大するための協業プログラム「ドコモ・アジアIoTプログラム(AIP)」に参加すると表明した。
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