ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080311
マンゴーかき氷で知られる台湾スイーツ店「芒果恰恰冰館(マンゴーチャチャ、本店・台北市光復南路)」の経営者が、会計士や経済部のチェック時に資金を一時的に会社口座に入金する手口で資本金が払い込まれたように偽装するなどしていたとして摘発され、台北地方検察署は8日、経営者夫婦の張智閔容疑者と呉碧月容疑者を会社法違反などの罪で起訴した。9日付自由時報が報じた。
調べによると、張容疑者らは2015年から16年にかけ、台湾内外で50店舗を急展開。15年末と16年末の時点で同社の貸借対照表には3,500万台湾元(約1億3,000万円)、4,000万元の預金が計上されていたものの、実際には会計士や経済部によるチェックから2日後に預金が引き出されていた。
張容疑者らは急拡大路線で資金繰りに行き詰まっていたとみられ、今年6月には元従業員に給与不払いで仮差し押さえの申し立てを起こされている。
ただ、虚偽の財務諸表で投資家をだまして出資させたとされる詐欺と背任の容疑については、出資金が仕入れや店舗賃料などに実際に充てられていたとして不起訴とした。
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