ニュース 政治 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080314
高雄市長選に立候補している国民党の韓国瑜候補は8日夜、同市旗山区で大規模選挙集会を開き、有権者に「今回の選挙で民進党に不信任票を投じよう」と呼び掛けた。主催者によると3万人が集まった。9日付聯合報が伝えた。
韓候補は高雄市長選の位置付けを「民進党を信任するか否か」に決めた。統独問題や自身の資質問題への追及を防ぐ賢い手法といえる(8日=中央社)
農産物市場の運営会社、台北農産運銷(北農)の総経理の職歴を持つ韓候補は「台湾全土で民進党が野菜売りの自分をたたいている」と述べた上で、「高雄の人々は大多数が現状に不満だが、民進党は票ばかりを気にしている。高雄の人々が気にしているのはポケットにカネがないことだ」などと気勢を上げた。
また、中台関係とは距離を置く主張を繰り返してきた韓候補は「台湾南部で最も不要なのは統一か独立かという問題だ。特に高雄では政治は語りたくない」と述べた。
これに先立ち、民進党の陳其邁候補は同日、中台関係を取り上げ、馬英九前総統が「中台統一を排除しない」とする路線を掲げた点について、「今後の国民党の政策を象徴するものなのか」と疑問を投げ掛けていた。陳候補は韓候補に続き、11日に旗山区で選挙集会を予定している。
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