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「くたばれ民進党」、国民党サイトの評論が物議


ニュース 政治 作成日:2018年11月9日_記事番号:T00080317

「くたばれ民進党」、国民党サイトの評論が物議

 国民党の日本語版ウェブサイトに掲載された「くたばれ民進党」と題する評論が物議を醸している。9日付自由時報が伝えた。

/date/2018/11/09/17kmt_2.jpg大政党がホームページに掲載する内容としてはあまりにもお粗末だったとしか言いようがない(段宜康立法委員フェイスブックより)

 問題の評論は、蔡英文政権を「典型的な独裁政権」「同性愛を立法化した変竹林な政権」(いずれも原文ママ、以下同)と呼んだ上で、「同性愛は人類史上自然発生的に出来た現象であって、ほったらかしておけば良いものをわざわざ立法化する事態が変態である」「民進党は台湾を変態国家にしようとしている」などと主張する内容だ。

 同党文化伝播委員会の唐徳明主任委員代行は「ボランティアによって投稿されたものであり、国民党の立場を代表するものではない」とした上で、「議論を呼ぶ内容であり、削除する対応を取った」と説明した。

 唐代行はまた、「人員削減で国民党中央には日本語サイトを更新する能力がない。日本語サイトを取りやめるかどうかを話し合っていく」と述べた。

 民進党の鄭運鴻広報は「台湾の民主法治と民進党を侮辱する恥ずべき発言だ」とし、国民党の呉敦義主席に対し、民進党と日本の友人、侮辱や被害を受けた台湾人への公式謝罪を求めた。