ニュース 電子 作成日:2018年11月12日_記事番号:T00080326
鴻海精密工業が9日発表した10月連結売上高は5,897億3,500万台湾元(約2兆2,000億円)で、前月比0.8%増、前年同月比21.5%増となり、単月で過去2番目、同月として過去最高だった。米中貿易戦争で10%の制裁関税がかかるサーバーおよび関連製品が、来年は課税率が25%への上昇が見込まれることから、顧客が鴻海からの調達を前倒ししたことが増収に結び付いたと証券会社は指摘した。10日付経済日報などが報じた。
10月売上高の前月および前年同月比での伸びが大きかったのは、▽コンピューティング製品▽通信製品▽消費者向け電子製品──の順だった。
証券会社はまた、アップルのiPhone新機種に発注削減の観測が出ているが、鴻海はiPhone XS(テン・エス)のほぼ全て、iPhone XS Max(テン・エス・マックス)の8~9割を受注し、iPhone XR(テン・アール)の受注比率を5割以上に拡大した状況では、下半期業績は引き続き高水準が期待できるとの見通しを示した。
鴻海の1~10月連結売上高は4兆755億9,700万元で、前年同期比17.7%増加し、過去最高だった。
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