ニュース 電子 作成日:2018年11月12日_記事番号:T00080328
米アップルが10月26日に発売した6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載スマートフォン「iPhone XR(テン・アール)」の売れ行きが予想を下回っていることから、サプライヤーに対する発注量を10%以上削減し、調達価格も10%以上引き下げるとの市場観測が浮上しており、同機種のタッチパネル貼り合わせを受注する宸鴻集団(TPKホールディング)と業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)は、来年第1四半期の売上高が前期比30%以上減少すると懸念されている。12日付工商時報が報じた。
アップルのサプライヤーは、12月からiPhone XR向けの受注が減少し、来年第1四半期に価格が10%以上引き下げられる見通しだと明らかにした。
証券会社は、TPKとGISのiPhone XR向け出荷は10~11月がピークとなり、第4四半期売上高は前期比30%増加すると予想した。
TPKとGISは、有機EL(OLED)ディスプレイ搭載iPhone XS(テン・エス)シリーズ2機種に3D(3次元)タッチセンサーを供給しているが、アップルは来年発売する有機ELディスプレイ搭載iPhoneに3Dタッチセンサーを搭載しないとの予測も浮上しており、両社は来年も業績に大きな影響を受ける可能性がある。
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