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上場企業の10月売上高、過去最高3.3兆元


ニュース その他分野 作成日:2018年11月13日_記事番号:T00080364

上場企業の10月売上高、過去最高3.3兆元

 上場・店頭公開企業の10月売上高が出そろい、総額は3兆3,200億台湾元(約12兆2,000億円)で前月比3.21%増加、前年同月比11.67%増加し、過去最高を更新した。1~10月売上高も28兆6,600億元で前年同期比9.89%増加し、過去最高だった。13日付経済日報などが報じた。

 企業別の売上高首位は鴻海精密工業の5,897億元で、前月比0.8%増、前年同月比21.4%増だった。アップルのスマートフォン新機種iPhone XS(テン・エス)シリーズ、iPhone XR(テン・アール)の出荷が貢献した。2位以下は▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽台湾積体電路製造(TSMC)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽緯創資通(ウィストロン)──と続いた。

 証券会社は、アップルがスマホ新機種の発注を削減したとの観測が出ており、関連メーカーの10月売上高は例年ほど伸びなかったと指摘した。

 業種別で、10月売上高の伸び幅が大きかったのは▽建設、前年同月比51%増▽石油・電気・天然ガス、29.5%増▽鉄鋼、16.1%増▽セメント、36.78%増▽貿易・小売、17%増▽バイオテクノロジー・医療、14.3%増──だった。減少したのは▽電機▽製紙▽ガラス・セラミック▽銀行──のみで、減少幅も大きくなかった。