ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年11月14日_記事番号:T00080381
経済部国際貿易局(国貿局)の統計によると、1~9月のアルミニウム製品の対米輸出額は1億2,700万米ドルと前年同期の3倍に増加した。米国は今年3月23日に鉄鋼、アルミニウム製品に対しそれぞれ25%、10%の追加関税を課す輸入制限措置を発動し、台湾は適用除外の対象から外れたものの、昨年より中国のアルミニウム製品が米国から反ダンピング関税を課徴されているため、台湾は転注効果で対米輸出額が拡大した。14日付聯合報が報じた。
1~9月のアルミニウム製品の対外輸出額は6億2,000万米ドルで前年同期比約20%増加した。輸出先別では中国、米国、ベトナムの順に多かった。
1~9月の鉄鋼製品の対米輸出額は9億3,000万米ドルで前年同期比12%減少した。中でも自動車部品用の炭素鋼・合金鋼板が40%減と減少幅が最大だった。ただ、欧州連合(EU)向け輸出額は50%以上増加。輸出先を分散させた効果で東南アジア、カナダ、トルコ向けなども軒並み増加し、全体の対外輸出額は85億6,000万米ドルで13.2%増加した。
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