ニュース 食品 作成日:2018年11月14日_記事番号:T00080384
大西洋飲料(新北市三重区)が販売している清涼飲料「蘋果西打(アップルサイダー)」に異物が沈殿しているといった苦情を受け、新北市政府衛生局は12日、立ち入り検査を行い、現場で商品に浮遊物を確認した。14日付自由時報が伝えた。
問題のアップルサイダー。浮遊物が確認できる(13日=中央社)
衛生局は9月28日以前に生産された「蘋果西打」2リットル入りを14日正午までに店頭から全て撤去するよう命じた。
また、大西洋飲料への苦情記録などを調べた結果、7月以降に消費者から122件の苦情が寄せられ、9月に小売業者から問題の商品を回収していたが、衛生局に報告していなかったことが判明した。衛生局は近く、大西洋飲料に対する行政処分を行う。
大西洋飲料によると、当初は個別事案と判断し、衛生局への報告を行わなかったという。ただ、同様のケースが相次いだことから全面回収を決めた。同社は生産ラインの消毒が不完全だったとみて、調査を進めている。
なお、同製品の7~9月の販売量は36万箱。財務への影響は現在計算中だ。
同社のアップルサイダーは1965年発売のロングセラー商品。コカ・コーラや黒松沙士に次ぐ人気の炭酸飲料だ。
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