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東部・南部のホテル、宿泊補助政策で稼働率回復


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月14日_記事番号:T00080386

東部・南部のホテル、宿泊補助政策で稼働率回復

 宜蘭県、花蓮県、台東県、高雄市、屏東県への旅行に対し、交通部観光局が宿泊費に1部屋当たり1,000~1,500台湾元(約3,700~5,500円)、交通費に1,000元の補助金を支給するキャンペーン(11月1日~12月末)が功を奏し、対象地域のホテルでは11~12月の客室稼働率が80~90%と例年に比べ10~20ポイント上昇している。14日付自由時報が報じた。

 キャンペーンに合わせ、多くのホテルが宿泊料の大幅割引を実施しており、高級ホテルに格安で宿泊できるプランもあり、予約が殺到している。観光局によると、特に花蓮で効果が上がっている。

 高雄国賓大飯店(高雄アンバサダーホテル)は、これまでに同キャンペーンを利用した予約を約500件受けており、11月の客室稼働率は90%、12月も既に80%が予約で埋まっている。

 一方、キャンペーンの補助金支給総額は9,500万元が上限で、予定より早く終了しそうだ。呉宏謀交通部長は13日、観光局に対し、予算額の引き上げを検討するよう指示した。