ニュース 政治 作成日:2018年11月14日_記事番号:T00080395
接戦となっている台北市長選で、無所属で現職の柯文哲候補は選挙戦終盤、街頭を選挙カーで回り、有権者との接触機会を増やし、支持を呼び掛けている。14日付蘋果日報が伝えた。
柯候補(中)は13日、今回の選挙戦で初めて妻の陳佩琪さん(左)を伴って、自宅近くの東門市場を歩いて投票を呼び掛けた(13日=中央社)
選挙戦は柯候補が国民党の丁守中候補による猛追をかわせるかどうかが焦点となっている。こうした中、柯候補の選挙対策本部総幹事で作家の小野氏(本名=李遠)が高雄市長選で民進党の陳其邁候補支持を表明したことが、柯候補の選挙戦を戦いにくくしたとの分析がある。柯候補と民進党の接近を嫌う層が離反しかねないからだ。
柯候補は13日、「小野事件で皆が敏感になり、青(国民党)と緑(民進党)のデリケートな神経を刺激し、地盤が突然移動し始めた」と率直に危機感を表明した。
柯候補の選対幹部は「小野事件で確かに青と緑の地盤が動いたが、厳しい選挙情勢は一つの事件だけのせいにはできない」との見方を示した。
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