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マザーボードQ4出荷減か、インテルCPU不足で


ニュース 電子 作成日:2018年11月15日_記事番号:T00080405

マザーボードQ4出荷減か、インテルCPU不足で

 15日付電子時報によると、インテルは第4四半期、ノートパソコンおよびサーバー用のCPU(中央演算処理装置)の出荷を優先し、デスクトップPC用CPUの出荷を縮小する。自作(DIY)PC向け出荷は同期、世界で600万個と従来に比べ200万個縮小すると観測されている。さらに、自作PC市場ではインテルの新CPUが高価格で、アップグレード、買い替え需要が不調となっていることなどから、マザーボードメーカーの第4四半期出荷量は前期比10~20%減少すると予想されている。

 台湾のマザーボード業界では10月、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が、エヌビディアのグラフィックスプロセッサー(GPU)新製品発売によりビデオカードの出荷が反発し、売上高が2桁成長を記録。華擎科技(アスロック)も産業用コンピューター(IPC)およびサーバー向け業務が好調で業績を回復した。

 ただ第4四半期通期の業績は、MSIは予想を上回るとみられるものの、ギガバイトは仮想通貨の採掘(マイニング)ブーム前の水準に戻り、華碩電脳(ASUS)は前期比横ばい、撼訊科技(TUL)と映泰(バイオスター・マイクロテック・インターナショナル)は赤字が必至だ。