ニュース 石油・化学 作成日:2018年11月15日_記事番号:T00080410
台湾中油(CPC)による観塘工業区(桃園市観音区)での第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地建設計画は、環境影響評価の遅れにより、当初2022年に予定していた発電所向けのガス供給が23年にずれ込む見通しとなった。15日付経済日報が伝えた。
最新の見通しでは、23年にまず年50万トン体制で台湾電力(台電、TPC)大潭ガス火力発電所8、9号機に供給を開始する。
第3LNG基地は完成すれば年間300万トンの天然ガスを大潭発電所7~9号機に供給できるほか、さらに中型以上のガス火力発電機2基に必要なガス供給を賄える。頼清徳行政院長は先ごろ、深澳石炭火力発電所(新北市瑞芳区)の建設中止を発表し、北部にさらに天然ガス火力発電所を建設する意向を示していた。
頼行政院長は14日、経済部、TPC、CPCなどから19年度の電力供給安定に関する報告を受けた。経済部は来年の電力供給状況が今年よりは改善すると説明。沈栄津経済部長は供給予備率15%の達成を使命として掲げた。
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