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洋上風力発電所で彰化港利用、日立と彰化県が覚書


ニュース 公益 作成日:2018年11月15日_記事番号:T00080417

洋上風力発電所で彰化港利用、日立と彰化県が覚書

 日立製作所は14日、彰化県芳苑郷沖に建設される彰化洋上風力発電所のO&M(オペレーション・メンテナンス)拠点として、2020年半ばに完成予定の彰化港(同県鹿港鎮)を利用することで彰化県と覚書を結んだと発表した。

 日立は覚書に基づいて、港湾施設内に事務所や倉庫などを建設する。彰化県は用地を提供する他、日立による風力発電設備の運転・保守のための船舶の彰化港への停泊、港湾施設の利用、輸送に対し、必要な行政手続きを含む支援を行う。

 日立は彰化洋上風力発電所プロジェクトで、ルクセンブルクのヤン・デ・ヌル社とのコンソーシアムで、発電容量5.2メガワット(MW)の風力発電システム21基(109.2MW)の製造から据え付けや、5年間のO&Mなどを事業者の台湾電力(台電、TPC)から一括受注している。今年5月から設置予定海域の調査を行い、日立が19年から20年初めにかけて風車の製造を開始、ヤン・デ・ヌル社が水中基礎工事と日立の風車の据え付けを20年初めから開始し、20年夏ごろの試運転、12月末の完成を予定している。