ニュース 電子 作成日:2018年11月16日_記事番号:T00080429
工業技術研究院(工研院、ITRI)産業科技国際策略発展所(産科国際所)の調査によると、車載用液晶パネルの世界市場の出荷枚数は2022年に1億9,000万枚へと増加し、18~22年の年平均成長率(CAGR)は5.8%に上る見通しだ。16日付工商時報などが報じた。
産科国際所の林研詩アナリストは、車載用パネル出荷量は18年に約1億5,000万枚、19年に1億5,900万枚、20年には1億6,800万枚へと増加していくと指摘した。
台湾メーカーは今年、友達光電(AUO)が車載用パネルの売上高構成比10%への拡大を目指している他、群創光電(イノラックス)は出荷量2,300万枚、中華映管(CPT)が1,600万枚への増加を目標にしている。瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)も同市場に参入した。
この他、デジタルサイネージ(電子看板)の出荷量は18~22年の年平均成長率が5.7%、ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)は20.3%と大幅な成長が見込まれる。一方、主要応用先は、テレビと携帯電話が共に2.5%で小幅な成長にとどまり、ノートパソコンがマイナス1.8%、モニターでマイナス1%と需要減退が予想されている。
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