ニュース 電子 作成日:2018年11月16日_記事番号:T00080430
広達電脳(クアンタ・コンピューター)、華碩電脳(ASUS)、台湾大哥大(台湾モバイル)の3社は15日、台湾初となる人工知能(AI)を搭載したスーパーコンピューター「台湾杉二号(タイワニア2)」を発表した。国家実験研究院(国研院)国家高速網路計算センター(国網中心、NCHC)が構築を進める、台湾初のAIクラウドプラットフォームとして来年上半期から供用を開始する予定だ。16日付経済日報が報じた。
台湾杉二号。散熱のために上部に水管線を配しており、優れた省エネ性能に貢献している(NCHCリリースより)
「台湾杉二号」の計算速度は9ペタフロップス(PFLOPS)で、スパコンの世界ランキング「トップ500」で20位、省エネ性能は1ワット当たり11.285ギガフロップス(GFLOPS)で、世界ランキング「グリーン500」で10位となり、台湾製スパコンとしてそれぞれ過去最高を記録した。
「台湾杉二号」のリソースの半分は政府が主導するスマートロボットの開発、自動運転車の実験場、科技部のAIイノベーションプロジェクト「AI創新研究中心」などや学術研究機関向けに、残り半分は産業向けに配分する計画だ。
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