ニュース 石油・化学 作成日:2018年11月16日_記事番号:T00080435
合成ゴム大手、台橡(TSRC)は中国江蘇省の南通工場で水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS)の年産能力を2万トン拡充する。来年10月の稼働を予定する。投資額は1億米ドル。また、ベトナムのビンズオン省に年産能力7,000トンの高級靴材工場を設置する計画だ。2020年の稼働を目指す。投資額は2,000万米ドル。16日付経済日報が報じた。
TSRCはSEBSや高級靴材など特殊化学品の売上高構成比を50%以上まで高める目標を掲げている。SEBSは輸液バッグやチューブなど医療用に採用されており、業績が伸び続けている。高級靴材は海外の大手スポーツシューズメーカーに採用された。
TSRCの蔡偉強総経理は、同社が開発したスポーツシューズ用の発泡材は顧客の需要が非常に強いため、高雄市岡山区の工場で生産ライン1本を増設し、8月に稼働したと説明。同工場の靴材の年産能力は9,200トンへ1,200トン増加したという。同社は上海工場でも靴材2,000トンの年産能力を持つ。
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