ニュース 医薬 作成日:2018年11月16日_記事番号:T00080436
衛生福利部(衛福部)は15日、来年からC型肝炎患者に対し、肝臓の繊維化の程度にかかわらず、C型肝炎の経口新薬を全民健康保険の給付対象とすると明らかにした。年間4万人が恩恵を受けるとみられる。16日付蘋果日報が報じた。
C型肝炎の治療法には最近、経口投与する直接作用型抗ウイルス剤(DAA)でウイルスを排除する「インターフェロンフリー治療」が登場した。健保対象となることで、今後7年間で21万人が給付を受けると見込まれる。来年度のC型肝炎患者への健保給付は前年比3割増の65億台湾元(約240億円)と試算されている。
また、帯状疱疹患者に対する健保給付基準も緩和され、単純疱疹と帯状疱疹の経口服用の抗ウイルス薬が給付対象に含まれる。年50万人が恩恵を受ける見通しだ。これまでは免疫力が低下している患者や三叉(さんさ)神経節、角膜、生殖器などに発症している重症患者のみが給付対象だった。
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