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エンテロウイルスで5人目の死者、衛生署が対策センター立ち上げ


ニュース 社会 作成日:2008年6月11日_記事番号:T00008044

エンテロウイルスで5人目の死者、衛生署が対策センター立ち上げ

 
 台中県外埔郷で9日、1歳8カ月の男の幼児がエンテロウイルスを原因とした感染症(腸病毒)で死亡した。死亡例は今年5人目で、行政院は10日、被害の拡大を抑えるため、対策センター(腸病毒中央流行疫情指揮中心)を立ち上げた。

 行政院衛生署疾病管制局によると、先週までに確認された感染者は176件で、1998年の222件に次ぐ多さとなっている。感染者の大部分が5歳以下の幼児で、現在も8人が病院の集中治療室で手当を受けている。

 同局によると、感染のピークは6月の予想で、南部は被害が沈静化してきている一方、先週は感染の新規報告が中部で17件(台中県7件、彰化県7件、台中市3件)、北部で9件(台北県5件、桃園県2件、新竹市1件、苗栗県1件)と北上する傾向にあり、これらの地域では特に注意するよう呼び掛けている。