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上場企業のQ3中国利益、過去10年で最高に【図】


ニュース その他分野 作成日:2018年11月16日_記事番号:T00080446

上場企業のQ3中国利益、過去10年で最高に【図】

 台新証券投資顧問(台新投顧、TSIA)の統計によると、上場・店頭公開企業による今年第3四半期の中国投資利益は999億7,900万台湾元(約3,670億円)で前年同期比24.25%増加し、四半期ベースとして過去10年で最高、過去3番目に高かった。第1~3四半期利益は2,441億元で、前年同期比27.89%増加し、同期としての過去最高を記録した。16日付工商時報が報じた。

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 台新証券投資顧問の黄文清副総経理は、第3四半期の利益拡大について、電子製品の需要期入り、受動部品、セメントなどの価格上昇が続いていることが要因と指摘した。

 企業別の第3四半期利益は鴻海精密工業の258億1,600万元が最高で、これに▽臻鼎科技控股(ZDT)、61億6,700万元▽台湾水泥(台湾セメント、TCC)、54億7,900万元──が続いた。第1~3四半期利益も鴻海の513億2,100万元が最高で、これに台湾セメントの157億4,000万元、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の128億9,300万元が続いた。