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TPMS特許訴訟、原告のCUBが敗訴


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080456

TPMS特許訴訟、原告のCUBが敗訴

 為升電装工業(CUBエレクパーツ)が車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)にタイヤ空気圧監視システム(TPMS)に関する特許を侵害されたと訴えた裁判で、智慧財産法院(知的財産裁判所)は15日、原告敗訴の二審判決を言い渡した。17日付工商時報が伝えた。

 CUBは2016年10月、モービルトロンの製品が特許を侵害しているとして、損害賠償を求める訴えを智慧財産法院に起こし、17年12月に原告敗訴の一審判決が下された。CUBは18年1月に判決を不服として上訴していた。

 CUBの尤山泉董事長は16日、「特許を守るため、上訴することもあり得る」と述べた。TPMSはCUBの売上高の5~6割を占める主力商品だ。

 主張が認められたモービルトロンの蔡裕慶董事長は「平常心で受け止める。TPMSの細部事項や特許については、特許を守るため、董事長自ら会議を開いて協議している」と説明した。