ニュース 石油・化学 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080457
ビニールテープ大手、炎洲集団(YCグループ)は、米中貿易戦争を受け、ベトナム工場の再稼働を計画しており、来年第2四半期に生産を再開する見通しだ。17日付経済日報が報じた。
炎洲集団の林建羽財務長は16日、同社は数年前にベトナムに工場を設置したが、収益が悪かったため生産を停止し、設備のみを引き揚げたと説明。ただ、米中貿易戦争により顧客の多くが相次いで東南アジアに工場を設置していることを受け、ベトナム工場再稼働の検討を開始したという。ベトナムでの生産によりコストを大幅に削減でき、東南アジア向けの需要を確保できる他、中国工場で生産した場合に米国向け製品に高い関税が課せられるリスクを回避することができる。
ベトナム工場の再稼働計画はほぼ確定しており、現在は生産ラインの設置数を検討している段階だ。同工場のビニールテープ月産能力は約100万~110万平方メートル、月間売上高は4,000万~5,000万台湾元(約1億5,000万~1億8,000万円)となる見通しだ。
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