ニュース 医薬 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080460
仏製薬会社、サノフィは、台北市立聯合医院林森院区(中山区)で同社製の公費接種用インフルエンザワクチン1本に変色が見つかった問題で、プラスチック栓の品質不良によって硫化剤が流出したことが原因で、世界で他に確認されていない極めてまれな事例とする報告書を衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)に提出した。食薬署は、報告内容が事実かどうか精査する方針だ。17日付聯合報などが報じた。
上部の黒いプラスチック栓から硫化剤が流出したという(16日=中央社)
この問題では、同一ロット約30万本の接種が凍結されているが、疾病管制署(CDC、疾管署)の荘人祥副署長は、食薬署による安全性評価を待って使用するか否かを検討すると説明した。
公費接種ワクチンではこの他、国光生物科技(アディミューン)のインフルエンザワクチン1本からも異物混入が見つかり、市民の不安を招くことが懸念されていた。ただ、荘副署長は今年の接種状況について、14日までに377万本が接種済みで、前年同期比で44万本多いと説明した。
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