ニュース 農林水産 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080466
日本の農林水産省が16日、岐阜県で飼育される豚に豚コレラが確認(2例目)されたと発表したことを受け、行政院農業委員会(農委会)は同日、日本から生きた豚、豚肉、および関連製品の輸入を一時停止すると発表した。旅行者も日本から肉製品を持ち込むことが禁止され、違反者には3,000~1万5,000台湾元(約1万1,000~5万5,000円)の罰金が科せられる。18日付中国時報が報じた。
農委会・動植物防疫検疫局(防検局)の杜文珍副局長は、台湾は毎年日本から約40トンの豚肉を輸入しているが、輸入量全体に占める比率は0.06%とわずかで、今回の輸入停止措置が台湾域内の需給バランスや価格に及ぼす影響は大きくないと強調した。輸入停止の解除時期については、日本から豚コレラ清浄化を証明する資料の提供を受け、防検局など関連機関が審査した後と説明した。
なお台湾では現在、中国で発生した豚の伝染病「アフリカ豚コレラ」のウイルス侵入を防止するため水際対策が強化されている。台湾大学獣医専業学院の周晋澄教授は、日本で発生した豚コレラは既にワクチンが開発されているが、アフリカ豚コレラはワクチンがないためよりリスクが高いと指摘した。
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