ニュース 政治 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080473
米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ理事長が今月初め、TVBSのインタビューで「今回の台湾の選挙では外部勢力が台湾の世論の風向きを変えようとしている」と発言したところ、放送後間もなく、インタビューの内容がTVBSのウェブサイトから削除されていたことが分かった。18日付自由時報が伝えた。
モリアーティ理事長はインタビューで、外部勢力によるフェイクニュースの危険性を訴えていた(AITフェイスブックより)
モリアーティ理事長の発言は中国がフェイクニュースで台湾の選挙に介入している疑いを念頭に置いたものと受け止められている。
TVBSは17日、「放送後、台湾の著名学者による論議を呼び、社内の編集担当者が政治的な操作とならないよう削除を決めた。決定過程にいかなる外部勢力も介入しておらず、圧力を受けて削除したわけではない」とコメントした。
AITは削除された報道内容をフェイスブックの公式アカウントのトップに固定する対応を取った。AITの広報担当者は「TVBSのサイトでインタビュー動画が見られない原因は同局が説明すべきだが、AITとしては、関心がある市民にフェイスブックで動画を見てもらいたい」とコメントした。
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