ニュース 医薬 作成日:2018年11月20日_記事番号:T00080489
ワクチン大手の高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジック)は19日、RSウイルス(RSV)向けの抗体薬とワクチンの市場に参入するため、米国立衛生研究所(NIH)とワクチン研究に関するライセンス契約を結んだ。20日付工商時報が伝えた。
今回の契約で、メディゲンはNIHが開発したRSウイルス・マウス肺炎ウイルス(MPV)モザイクワクチンの生体材料を導入し、ワクチンと診断試薬の研究開発(R&D)を行う。メディゲンは2019年末までに臨床試験前の準備を整えることにしている。
RSウイルスは早産児に対するリスクが高く、RSウイルスワクチンは世界で年60億米ドルの市場が期待されている。現在発売されているのはRSウイルスに対する受動免疫抗体薬「SynagisR」だけで、年18億米ドルを売り上げている。しかし、自身で抗体を産生して免疫状態をつくる能動免疫ワクチンはまだ発売されていない。
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