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中国人観光客にアピール、農産物展示販売館を計画


ニュース 農林水産 作成日:2008年6月11日_記事番号:T00008049

中国人観光客にアピール、農産物展示販売館を計画


 行政院農業委員会(農委会)は、中国人観光客に台湾の農産物をアピールすることを目的に、日月潭、阿里山、太魯閣、故宮博物院など、中国人観光客に人気がある観光スポットから1ヵ所を選んで展示販売館を設置する計画だ。聯合報電子版が11日伝えた。

 農委会によると、同展示販売館は8月末までに経営業者を決定し、年内にオープンさせる。中国人に好評のマンゴーやパイナップル、グアバ、レンブなど22種類の果物をはじめ、台湾産の各種農産物の注文販売を行う。

 台湾産農産物の「台湾で注文、中国で受け取り」を実現させるため、農委会は現在、宅配のほかアフターサービスにも対応できる中国側の物流、販売業者の選択に苦心しているところだ。また、検疫などの問題もあり、今後、海峡交流基金会(台湾)と海峡両岸関係協会(中国)による協議で細部を詰める必要がある。

 農委会は空港の免税店や航空機の機内販売でも台湾産農産物の販売を計画しており、中華航空(チャイナエアライン)および上海と北京の台湾系業者が興味を示しているという。