ニュース 電子 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080504
韓国メディアの報道によると、スマートフォン最大手、サムスン電子の高東真(コ・ドンジン)IT・モバイル(IM)部門長兼無線事業部社長は社内向けのメールで、同社のスマホ事業は厳しい状況にあると明らかにした。米アップルのiPhone新機種の販売不調が伝えられる中、サムスンもスマホの販売不振を認めた格好で、台湾のサプライヤーに警戒感が出ている。21日付経済日報が報じた。
サムスンのスマホに部品を供給する台湾メーカーは、▽神盾(イージス・テクノロジー)、指紋認証用IC▽双鴻科技(オーラス・テクノロジー)と超衆科技(CCI)、放熱モジュール▽大立光電(ラーガン・プレシジョン)、レンズ──などを含み、中でもイージスはサムスン向けの売上高構成比が高い。
業界関係者は、スマホサプライヤー各社は在庫管理を強化している他、スマホ用部品の生産能力をサーバー用などに振り向けるなどして対応していると指摘した。
市場調査会社、IDCの統計によると、第3四半期のスマホ世界出荷台数は3億5,500万台で、前年同期比6%減少し、4四半期連続での減少となった。サムスンの出荷台数が7,220万台と13.4%減少した。世界最大のスマホ市場である中国は、普及率が高まった結果、6四半期連続で前年割れとなった。
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