ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080513
東元集団(TECO)の黄茂雄会長は19日、台湾でモスバーガーを運営する傘下の安心食品服務と、同じく傘下で宅配サービスを展開する台湾宅配通(台湾ペリカン便)が、合弁でデリバリー会社を設立すると表明した。まず、モスバーガーのデリバリーを手掛ける計画で、来年の春節(旧正月、2019年は2月5日)前のサービス開始を目指す。工商時報が報じた。
当初は台北地区のモスバーガーのオンライン予約サービスの利用者を対象に宅配を行い、その後に他地区や、TECO傘下の他の飲食ブランドにもサービスを拡大する予定だ。
モスバーガーは台湾全土に262店を展開、年内に265店、来年には290店まで拡大する計画だ。黄会長は、店舗網が320~330店に達した段階で台湾全土をほぼカバーするため、持続的成長のため新サービスを展開する必要があると説明した。
シンガポールのデリバリープラットフォーム「honestbee(オネストビー)」によると、台湾の飲食デリバリー市場の規模は36億台湾元(約130億円)と、2年前の3億元から大幅に成長した。3年後の市場規模は現在の5倍になると予想されている。
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