ニュース 金融 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080514
玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)は20日、台湾全土の全138支店に今年、外貨現金の引き出しが可能な現金自動預払機(ATM)を設置すると発表した。日本円のみの引き出しが可能な支店もあったが、来年第1四半期には、全ての外貨ATMで米ドルと日本円の引き出しが可能となる。
玉山銀は、窓口で外貨に両替するよりレートがいいとアピールした(同行リリースより)
玉山銀は来年1月末まで、他行のキャッシュカードで日本円を引き出す場合でも、換算レートを0.01台湾元優遇するキャンペーンを始めた。ただし、5元(約18円)の銀行間手数料は徴収する。
21日付経済日報によると、台湾全土の外貨ATMの設置台数は500台以上。中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)は約200台で、永豊商業銀行(バンク・シノパック)は119拠点に設置している。政府系銀行でも、台湾銀行、台湾土地銀行(LBOT)、第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)、合作金庫商業銀行(TCB)などが設置しており、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が88台と最も多い。
外貨ATMで引き出せる外貨は米ドル、日本円、人民元が中心だが、永豊銀、玉山銀、台銀では香港ドルにも対応している。
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