ニュース 金融 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080515
中央銀行(中銀)が20日発表した第3四半期の国際収支統計によると、金融収支は78億3,000万米ドルの純流出だった。33四半期連続の純流出だが、純流出額は100億米ドルを下回り、過去5年余りで最低だった。21日付経済日報が伝えた。
中銀関係者は、金融収支の純流出減少について、「経常収支黒字の減少と外資による株式売却が前期、前年同期より少なかったためだ」と分析した。
経常収支黒字は140億4,000万米ドルで、前年同期を76億7,000万米ドル下回り、過去4年で最低だった。
中銀経済研究処の蔡炯民副処長は「国際収支統計からみて、台湾の輸出景気は依然良好だ。経常収支黒字の減少は主に原油などの輸入物価が急騰したことと、半導体業界の設備投資が増えたことが理由だ」と指摘した。その上で、輸出景気は米中貿易戦争による影響をまだ受けていないとした。
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