ニュース 運輸 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080516
交通部は20日、桃園国際空港の運営会社である桃園国際機場公司が第3ターミナルの工事計画を変更し、完成予定時期を2023年末に延期したと明らかにした。21日付聯合報が報じた。
第3ターミナルは当初20年の完成を計画していたが、建設業者から工期が短過ぎるとの声を受け、今年4月に完成予定時期を22年末に延期していた。しかし、5、7月に行われた主要工程の入札が続けて不成立となったことを受け、再度延期した。
桃園国際機場公司は、第3ターミナルの工事規模は大きく、単独で施工を請け負える企業が台湾に1~2社しかないため、入札対象を土木と機電に分け、来年3月に3回目の入札を実施すると説明。また、予算も782億台湾元(約2,900億円)へと36億元増やすと明らかにした。
桃園空港の旅客処理能力は第1、2ターミナル合わせて年間延べ3,400万人だが、昨年の利用者は延べ4,487万人に達し、今年は延べ4,680万人に増加する見通しで、第3ターミナルの早期完成が必須となっている。ただ、桃園国際機場公司の予想では、23年の利用者は延べ4,800万人に上り、第3ターミナルの完成後の合計旅客処理能力、延べ4,500万人を上回る見通しだ。
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