ニュース 政治 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080519
高雄市長選挙で国民党の韓国瑜候補と民進党の陳其邁候補が19日、テレビ討論会で激論を交わしたことと関連し、両者が引用した数値に多くの誤りがあることがメディアや市民の指摘で明らかになった。21日付蘋果日報が伝えた。
韓候補(右)は討論会の後、「全ての数字の暗記はできないが、問題点の所在は分かる」と弁明した。討論会は韓候補に失点があった分、陳候補(左)の方が優勢だったとの評価が多い(20日=中央社)
これまでに指摘された誤りは、韓候補は8点、陳候補が2点だ。韓候補の場合、「人口の伸びが6直轄市で最低」「若者の失業率が全土で最悪」「起債上限まであと500億台湾元(約1,820億円)しかない」といった数値が誤りとされた。陳候補は高雄市の負債問題に触れた際、台湾積体電路製造(TSMC)の負債額を「6,000億元」(実際には第3四半期で3,940億元)と述べたことなどが誤りだった。
また、韓候補は愛河のほとりに観覧車を建設するとする公約に触れた際、「中原大学デザイン学部の学部長」が観覧車構想を掲げる韓候補を「天才」だと称賛したと発言したことについて、当の学部長が、「韓候補には会ったこともない」と主張。韓候補はその後、誤りを認め、会ったのは別の同校関係者だったと訂正した。
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