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「台湾名義で五輪」住民投票、成立でも「中華台北」使用


ニュース 政治 作成日:2018年11月21日_記事番号:T00080521

「台湾名義で五輪」住民投票、成立でも「中華台北」使用

 21日付聯合報が信頼できる情報を基に報じたところによると、今月24日の統一地方選挙に合わせて実施される住民投票のうち、2020年の東京五輪に「台湾」の名称で参加することの是非を問う投票について、台湾政府は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、住民投票が賛成多数で成立した場合でも、「チャイニーズタイペイ(中華台北)」の名称を変更することはないと表明したもようだ。

 同問題について総統府の林鶴明報道官は20日、台湾は民主国家であり、住民投票は国民の権利だとし、今回実施される住民投票についてコメントしないと表明した。

 行政院も同日、住民投票は国民の権利と指摘した上で、住民投票がいかなる結果になろうと尊重すると説明した。

 一方で行政院のコラス・ヨタカ報道官は、IOCにより現時点で台湾は「チャイニーズタイペイ」名義で大会に出場すると規定されており、選手の出場権利を守るため、政府は今後も関連規定を順守する方針を示した。