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鴻海傘下の帆宣、受注残高が過去最高に


ニュース 電子 作成日:2018年11月22日_記事番号:T00080533

鴻海傘下の帆宣、受注残高が過去最高に

 鴻海精密工業傘下の設備メーカー、帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)の高新明董事長は21日、現在の受注残高は過去最高の182億台湾元(約670億円)に達していると明らかにした。22日付経済日報が報じた。

 高董事長は、今後は鴻海が米ウィスコンシン州で建設を進める8K液晶パネル工場向けに受注を期待でき、来年の売上高は今年比4~9%増、2020年は2桁増収となり、それぞれ過去最高を記録すると予想した。

 帆宣の17年連結売上高は202億1,200万元で過去最高を記録。今年は1~10月で既に昨年通年を上回る202億3,000万元に達している。

 帆宣の林育業総経理は、今年6月に南部科学工業園区(南科)で稼働した新工場はフル稼働状態だと説明。半導体市場は来年の景気見通しが懸念されているが、同社の顧客である海外の大手メーカー10社以上はそれぞれ分野が異なるため、リスクを分散できると表明した。