ニュース 建設 作成日:2018年11月22日_記事番号:T00080539
自動車大手、裕隆集団の姚振祥総経理は21日、業績説明会の席上、新北市新店区で進める大型住宅商業複合ビル開発プロジェクト「裕隆城」の物件発売時期を、当初予定の今年末から2020年第1四半期に先送りする意向を明らかにした。不動産景気の後退を考慮して決定した。22日付蘋果日報が伝えた。
姚総経理は「開発計画をとても重視しており、多くの心血を注いできた」とした上で、「今回は不動産景気が思わしくないことを考慮した。もっと良いタイミングで発売したい」と説明した。
裕隆城は新店区中興路三段にあり、昨年第2四半期に着工された。裕隆集団としては最大の不動産プロジェクトで、敷地面積は3万坪。うち1棟は地上40階、地下5階建てで、下層階は商業施設、8階以上は住宅となる。もう1棟は住宅棟で地下5階、地上46階建てとなる。現在の工事進ちょく度からみて、商業エリアの使用許可の取得は23年第2四半期、開業は24年第1四半期になる見通しだ。
開発計画はこれまで4~5回の変更に伴う遅れもあった。現在は基礎工事を進めており、関連工事の発注は完了している段階だ。住宅部分は来月にも建築許可を取得する見通しだ。
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